2006年12 月18日 (月)
2006年12 月 6日 (水)
本気のオーケストラ
ここんとこ音楽の幅が広がってきてるのがほんまに嬉しい。
音楽でも漫画でもスポーツでも何でも同じやと思うんですが、一つの世界に全てを捧げるよりも広い世界を見ていく方が楽しいに決まってます。(「ＧＯ」で山崎努も言ってましたし。)
で、とりあえず音楽に関してだけは日々挑戦したいと思う。
本日のご紹介作品は「ＡＣＯＵＳＴＩＣＡ」/ Alarm Will Sound
Aphex Twinの曲を全て生楽器で挑戦する総勢21人のオーケストラ。
その心意気だけで素晴らしいじゃないですか。
もちろん全体的な周波数なんかはAphex Twin特有のものとは異なり、生楽器の暖かさみたいなものを感じるのですが、完成度が尋常じゃありません。
ある意味実験的な試みです。21人もバカが集まってるってだけで嬉しい限りでございます。
↓これAphex Twinの原曲なんですが、これそのまんま演奏してはります。変態やで。ドラムどないしてんねんて
2006年12 月 5日 (火)
横顔に汗
77年ＵＫパンクの絶頂期に発表されたコステロの1枚。
今となってはポップ職人なんてあっけない言葉で片付けられてしまう彼の１st
ジャケットのギターをしょったポージングが格好良すぎるんですが、個人的に裏ジャケのへなへなな感じがツボです。内股万歳！！
この作品もほんまにポップな仕上がりで、個人的にXTCの１ｓｔと同じ気持ちになれます。
エモい気持ちになれます。
いまでこそ立派な体型になってしまいましたが、当時の映像ではそれこそ華奢なガリ勉タイプ。
そんな彼の横顔には汗が。こういうのたまらなく格好いいなぁなんて思っちゃうんですよね。
なんつーか、この横顔アングルと汗の感じがアルバム物語ってる感じでセレクトしました。
2006年12 月 4日 (月)
ポイントカードで自己嫌悪
先週の日曜日りずむでＣＤ買ったら気付けばポイントカード全部貯まってて。スタッフの人にいくら分かと尋ねると「3000円」とのこと。
でもこのカード一度に一店舗でしか使えず、お釣りも出ない仕様。
はるばる芦屋店まで出掛けてきました。
三宮だけでも４店舗ほどあるんですが、品揃え的に芦屋店はかなりいいので。
店着いて片っ端から試聴してやろうとまず5枚持っていくと「お一人様三枚までです」なんて言われちゃって。しゃないから3枚聞いてまた棚見に行って。
神戸に出てきてから初めて芦屋店行ってまんまと3000円分きっちり使ってやりました。
一枚目 Alex Chilton High Priest/Black List 1380円
87年90年のアルバム2ｉｎ1な１枚。
基本的にはストレートなR&Rなんですが、さり気なく変態な要素を取り入れるお方。僕にとっての変態教祖様で御座います。さり気ない変態を目指しております。
二枚目 立花ハジメ ハジメヨケレバスベテヨシ 1380円
この人のことあんまり知らないんですが、うじきつよしと張るくらい黒ブチ眼鏡な人です。先日王子店で初めて聴いて気に入ったんですが、どの時期から買って良いのか分からなかったところに、ちょうどベスト盤だったので。
で、あと240円分探そうとワゴン漁ってたら何やら聞いた事のある名前を発見。ただ、名前だけでどんな人だか全く思い出せず、どうせタダやしちょっと冒険と思い選択。
三枚目 The Anti-Nowhere League Out of Control 210円
店出てすぐそれ聴いて思わず苦笑いしてまいました。
思いっきり初期パンクでした。
自分の守備範囲外を期待して買ったのに。
羽ばたくつもりやったのに。
思いの外自分のレールはしっかりしてて、しょうもない人間なってもたなぁなんてちょっと自己嫌悪気味。もっとふらふらした感じになりたい今日この頃です。
2006年12 月 1日 (金)
心機一転宇宙人
グラムロック全盛期、DAVID BOWIEプロデュースの元、通算5枚目にして日の目を浴びた彼らMott The Hoople
PVの曲はタイトルチューンの「All The Young Dudes」邦題を全ての若き野郎どもって曲。
作詞作曲ボウイのものなので、モロBOWIE節爆発なんですが、なんていうか同じグラムロックでもBOWIEが陰だとしたら、こっちは光な感じがします。
元々アイドルだったBOWIEが心機一転宇宙人って設定で始まったグラム。宇宙＝無重力 ⇒「軽い」⇒グラムロックて言うらしいんですが……
Voのイアン・ハンターがクリスタルキングそのもの。
あぁすっきりした…
2006年11 月25日 (土)
そこに答えがありました。
2004年に解散した大阪を代表するスカバンド、デタミネーションズ。
その中で女性さながらなパワフルな鍵盤を弾いていたYOSSYのソロ作品を本日購入いたしました。はい、給料入りましたので。
実はえらそうな事言っときながら、デタミネーションズ聴いた事ありませんでした。
正直なところスカバンドってどこも「チキ、チキ、チキ」って小声で言ってるイメージしかありません。 (スカ好きの人ほんとごめんなさい)
ほな、なして買ったの？
と言われると
「でも聴いてみたかったの☆」としか言い様がございません。
が、本家を買いたい欲はそこまで無く、今回のYOSSYのソロプロジェクトの帯読んで購入に至りました。
『ブラジル～ジャマイカを経て紡ぎ出された、スモーキーなエレクトロビートが花開く幻想世界。』
ＣＤ買う上で帯の情報って凄い決め手になります。(輸入盤で知らないアーティストならプロデューサーとかレーベルとか、壺見る感じで隅々見てます。変態やね。)
まぁえらそうな事言っといて、決め手になったのは中納さん(エゴラッピン)がＶｏで参加してるってとこやったんですけどね。ウキャ♪
でも今回の半ジャケ買い大成功です。りずむで900円やったし。
2006年11 月23日 (木)
200円でもうっとりできます。
ブッ○オフで「Speedball Baby」をゲット！200円！！
こういうのあるから中古屋巡りはやめられまへん。
このバンドの簡単な紹介しますと、ヘヴィトラッシュ(PV見れます)でジョンと組んでるマットベルタレイの元のバンド。ヘヴィトラッシュのこのＰＶなよなよジョンが素敵です。
なんつうかR'n'Rはなよなよしててなんぼです。
で、今日買ったのは彼奴らの96年の作品。↓のPVとは若干雰囲気違うんですが、ロカビリーをベースにした見事な崩しっぷり。
PVでもクロスオーヴァーしてもろロカな感じになりますが、そこが主体でJANKYだったりJAZZYだったりで、Voのロンの色っぽい、時に奇声もあげますが、そのバランスがなんとも言えず、NYっていいなぁってうっとりしてしましました。200円持ってて良かったぁ！！
2006年11 月22日 (水)
良く言っても悪役レスラー
一見ただの人殺しにしか見えない彼ですが、Okeh(ブルースの名門レーベル)から出たブルースマン、ポパ・チャビー。
以前王子店で行った『さよならサンプル盤セール』の時にこっそり購入した一枚。
その巨漢からは想像も付かないほどの繊細なギターワーク。
個人的に超絶テクだのの類は苦手なんですが、彼のギター、音数は多いんですが、外しの音の入れ方のタイミングが全く飽きさせません。
ギターのインストでも時間経つのを忘れるほど。
で、ライナー読んでビックリしたのはＮＹパンクの象徴的な位置のＲ・ヘルとも共演してるとのこと。(どんだけグランド広いねん！)
で、ライナー読んで笑ったのは、彼の実家キャンディーショップ、飴屋さんだそうです。そら太るわ！(笑)
2006年11 月20日 (月)
ダサいくらいのが良い
17の時初めて聴いたストレイキャッツはかっこよくて部屋の雰囲気を一変させた。
単純な僕はブライアンの両腕の刺青や、ギターについたサイコロがやたらかっこよく見えて、その内するもんだと勝手にニヤニヤしてました。
ただいま24歳。
僕の腕は「ドクロ」だの「ナイフ」だのの刺青は到底無くて、赤子も羨む綺麗な状態。あぁこれも青春。
時は流れて、自分の好みも少しずつ変わってって、気が付いたら少しダサいくらいのが好きんなってて。そこで出会ったのが「ROCKATS」という80年代のダサさを持ったネオロカバンド。
どうも僕はこっちの方が性に合ってるようで、当時の僕はスイングトップに豹柄の胡散臭いグラサンなんかかけてて、ダサかったなぁと思うわけです。
ピストルズを映像で見た時の衝撃はち○ちん引っこ抜けるくらい凄かったけど、なんだかんだで好きなのはクラッシュ。
結局南極ダサいくらいのが好きなんですよ。
2006年11 月16日 (木)
jaga jazzist
199４年ノルウェーで結成された１０人編成のエレクトロＪＡＺＺバンド？
何ともカテゴライズしづらいバンドなんですが、エイフェックスツイン、ジョンコルトレーンなんかとも比べられるほどのクオリティの高いバンドです。
ちなみに動画は３ｒｄアルバムの「the stix」からの選曲なんですが、このライナーの秋山太郎氏による解説が素晴らしい。
『エレクトロという音楽を小難しく捉え、インテリぼっちゃんの為の音楽みたいな風潮がある日本ですが、そういった先入観にとらわれず本来の音を楽しむスタンスで聴いてほしい』といった熱いメッセージ。(多少端折って書きました)
久々にライナー読んでこみ上げるものがありました。