オノスケの歩み

CHIC（シック）

70年代後半、DISCOブームを引率した重要アーティストそれがこのCHIC！！

メンバーナイル・ロジャース（G)、バナード・エドワーズ（B）、トニー・トンプソン（Dr）、ノーマン・ジーン（Vo）を主なメンバーとして編成されたグループ。都会的に洗礼されたサウンドで70年代後半、DISCOブームを引率したバンドと言って間違いない。

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どこかで、なんらかの形で耳にした事も多いと思う彼らのヒット曲「Le Freak」、「Good Times」中でも「Le Freak」は全米弟1位を獲得する事となる彼らの代表曲。
DISCOサウンド自体、FUNKに比べてどこか都会的で洗礼されたサウンドなのですが彼らの場合はその中でも特に洗礼されたアクの少ないサウンドが特徴的。但し、中毒性は大。
メンバーの中でも重要なのがナイル・ロジャース（G)、バナード・エドワーズ（B）の二人。
彼らの出会いがこのCHIC誕生のきっかけになったのは言うまでも無いですが両者は80年代に突入してからもプロデューサーとしての地位を築いていくこととなります。
特にナイル・ロジャースはあのマドンナの名曲「Like A Virgin」をはじめ数々のヒット曲を世に放ち一躍有名プロデューサーに。

Madonna - Like a Virgin

ただ、残念な事にバナードはCHIC再結成の来日中に死去。 サウンドとしては何度も書いたようにアクが少なく非常に洗礼されたサウンドではあるがバナードの泥臭くのっぺりしたベースがしっかりFUNKの匂いを出してくれてます。 癖のある男臭いFUNKが苦手な人でも抵抗なく耳に入ってくるような彼らのサウンドは一度聴いてみる価値大ですよ。

Chic - Le Freak

Bootsy Collins（ブーツィー・コリンズ）

1951年生まれ。本名：ウィリアム・ブーツィー・コリンズ
JB's、P－FUNK（パーラメンツ、ファンカデリック）の名曲、名盤の裏には常に彼の名がありJBの大のお気に入りの人物にしてFUNKを語る上で最も重要なべーシストであり人物。
上記で紹介したJB's、P－FUNK（パーラメンツ、ファンカデリック）の他にBOOTSY'S RUBBER BAND、WILLIAM BOOTSY COLLINS名義などでもアルバムをリリースしHIP－HOPアーティストからも絶大なリスペクトを受け現在も活躍中。


こいつはファンキーですぜ皆様。　ほんっとにご機嫌なアーティスト。
グニュグニュしたベースで他演奏者の間をまるで蛇のように駆け巡る。彼のベースは聴けば一発で分かります。ベースが歌う？笑う？そんな表現に近いかも。
個人的にはラリー・グラハム（SLY&THE FAMILY STONE）とこのブーツィーのベース・プレイはドつぼ。

彼の経歴で主だったものとしてはやはりJBですな。
ブーツィーの兄でギターリストのキャットフィッシュ・コリンズらと共にJB'Sとして参加、Sex MachineをJBが世に放ったその時期バックを勤めていたのがこのコリンズ兄弟。
そしてもう一つ忘れてはいけないのがパーラメント。ブーツィーの在籍時にパーラメントを代表する名盤Chocorate City、Mothership Connectionが世に放たれたのは紛れも無い事実。まっ、FUNKを話す時に必ず出てくる最重要人物な訳です。

アルバムのタイトルはダサいっ！「灼熱のPファンカー」、「ファンクだよ全員集合」、「ブーツィ・コリンズの灼熱のファンクリスマス」など下手したら笑ってしまうくらいにコテコテのタイトル付けよります。ちなみに「ファンクだよ全員集合」このタイトルが出たの2000年に入ってから。
まぁ、ファッションにしてもタイトルのつけ方にしても彼以外のアーティストだったら様になんないような事が彼だとピタっとはまるアタリは他アーティストと比べて役者が違うといったとこでしょうか。

とにかく音楽好きな人、全員にド薦め。

彼について話始めたらまだまだ終われんわ・・・・・・

見よ！このどこから見てもファンキーな彼の姿を（笑）

RICK JAMES

RICK JAMES

気になるあの曲！なんて題をつけてみようかと思ったけど止めました。ダサいから。
とは言え、なぜにこのRICK JAMESを紹介したかったかと言えば最近CMで流れてますね。流れてるのは彼の名曲SuperFreakをネタにつかったMC・ハマーのナンバーなんですが妙に懐かしく思いピックアップした次第。
で、簡単な彼の紹介は下記を参照にして下さいな！

                                             

                                 RICK JAMES

1952生まれ。６０年代後半にはあのニールヤング率いるマイナーバーズに所属。後に78年にモータウンと契約しヒット曲You And I、Mary Janeを発表。
次第に奇抜な行動などが目立つもののアルバムStreet Songsが プラチナ・アルバムを獲得し、このアルバムからSuper Freakなどの名曲が生まれた。
その後８７年にモータウンを去り第一線では名前を聞かなくなったものの音楽活動を続け悔やまれながらも２００４年に死去。

個人的にめっちゃ好きなんですよリック・ジェイムス。モータウンっていうとなんとなくテンプテーションズだったりスティビー・ワンダーのようなアーティストが浮かんでくるんですが
リック・ジェイムスはパンクの匂いを感じるんですよ。
モータウンって聞くとなんとなくパンクとは程遠い感じがするんですが彼は別。
また、彼の楽曲はネタにされる事も多々あるんですがその代表作がMC・ハマーの大ヒット曲U Cant Touch This。そのネタ元が上記でも紹介したリックのヒット曲Super Freak。
って事でそのSuper Freakを聴いてもらおうと思って紹介した次第！！
最近、TVで流れてるってのは確か日産のCMだったと思うが・・・・・・

MOTOWN：JACKSON5

JACKSON5

JACKSON一家、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケルの５人から編成され、これがそのままバンド名となる。（上記メンバー紹介は年齢順）
説明は不要だろうがメンバー最年少は後に、あのギネス公認モンスターアルバム、スリラーを世に放つ事になるマイケル・ジャクソンだ。その彼がまだ若干12歳頃にメインヴォーカルとしてヒット曲を世に送り出していたのがこのJACKSON5。
だが、デビューの初めはMOTOWNではなく後にダイアナ・ロス
の紹介で69年頃にMOTOWNと契約。
そこからあの名曲、I Want You Back、ABCなどが誕生。

JACKSON5の紹介は上記でした通りですがやっぱええですJACKSON5！最近は聴いてなかったんですがこうやってブログを書きつつ久々に彼らのアルバムを手にとって聴いてみたんですが最高ですね。
まだまだ若い10代５人が揃ったからこそ出来上がった音なんでしょうね。多分、大人では出せないですよこの音は。マイケルの幼さやその声に注目が集まりやすいこのJACSON5ですが忘れてほしくないのが後々ソロとしてもデビューする三男ジャーメインの存在。
彼のソウルフルな歌声がこのJACKSON5の成功させた功績の一つだと思います。個人的にはこのバンドのキーマンだと思ってます。
さてさて、活字で読むより実際に見て聴いてもらった方が彼らの魅力に触れやすいでしょう！この映像を見てマイケルの凄さに改めて気付かされました。
若干１０代前半の子供が放つ存在感ではありませんね。いやいやあっぱれ！

MOTOWN：STEVIE WONDER

デトロイトに本拠地を構えていたベリー・ゴーディJr率いる黒人レコード会社。60年代にはヒット曲生産工場とも言うべき程にヒット曲をリリース。72年にデトロイトからロスへ本拠地を移す。その影響はモータウンがまちを離れてからはデトロイトが死んでしまったと言われる程。

スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、シュプリームス、
ジャクソン5、テンプテーションズ、フォートップスなどが所属。今のR&B、HIP-HOPに限らずポップミュージックに大きな影響を与えたレーベルの一つ。

MOTOWNについて本気で話そうと思ったらめっちゃ長文になりますね（笑）

でも、これからも音楽ネタ書こうと思ったら避けて通れないレーベルの一つです。大まかなレーベル紹介は上記に書いた通りですがやっぱMOTOWNを代表するアーティストを紹介していかないと話になんないでしょ！って事で少し紹介していこうと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『アーティスト紹介』

STEVIE WONDER　（スティービー・ワンダー）
個人的お勧めアルバム
●INNERVISIONS
●HOTTER THAN JULY
●MUSIC OF MY MIND

言わずと知れた盲目の天才アーティスト。11歳の若さでモータウンに入社、リトル・スティービーの名でデビュー。この頃の音源は非常に貴重。
まさに音楽家と言うにふさわしいのは彼のような人間を指すのかもしれません。作詞、作曲はもちろんドラム、オルガン、ハーモニカを初め様々な楽器を一人でこなしアルバムを製作してしまう程の才能の持ち主。
もちろん演奏能力は抜群の上、歌い手だけに唄を邪魔することの無い絶妙な演奏を繰り広げています。ヒット曲も数え切れない程に量産しており日本でもお馴染みの曲は知れず。そんな彼の曲の中からあえてこの二曲。

映像：上　あのレッチリことRED HOT CHILI PEPPERSがアルバム母乳でカヴァーした事でも有名なHigher Ground！めっちゃファンキーな一曲。

映像：下　言わずと知れたポール・マッカートニーとのデュエット曲。とてもポップな一曲。