７０巻を超えなおもテンションを持続しつづける
ボクシングマンガの金字塔。
俺的にはジョーをも凌駕した
内容に昇華されつつあります。
ここ最近、一歩は宮田への恋慕情を募らせるシーン満載だし、
鷹村も当分試合がなさそうで
作品の谷間になりつつあったのだが、今回の板垣―星戦は
見もの。
一歩の同じ階級で同じジムの板垣が「覚醒」してしまい
人間離れした強さを見せる。はっきりいって動きは「スタンド使い」なみ（笑）。
思わぬ強敵の出現に同じジムだとしても一歩も浮かれてはいけなくなった・・・
しかし、あの板垣の動きは反則すぎます！
女子中学バレーボールの話なんです。
個人的に日本橋先生といえば極東の所謂底辺の人間模様を描く漫画家(ん～偏見過ぎ？)というのがあって、今回も幽霊部員だらけのバレーボール部の話と思いきや、バレーボール界の甲子園のような強豪チームの話。
まだまだ始まったばっかりで何とも言えませんが、一バシフリークとして期待しまくりの作品です。
ちなみに日本橋先生ご本人様のコメントです。
『今回は「丁寧に生きる」というのをテーマに描いていきたいと思います。
バレーに興味が無い方でも読めるように描いていきますので
ぜひぜひ読んでやってください。
いつか描きたかったバレー漫画を今は毎日描いていられるので幸せです。』
発行部数60万部のゴシップ週刊誌「JIDAI」編集者「松方弘子」28歳。元巨乳。
モヨコ節の美人であるが男勝りの仕事っぷり。
その風貌とは裏腹に仕事に対しても真剣そのもの。
ってか「適度に」って言葉を知らないほどのめり込む。
週刊誌編集という膨大な日々の仕事をこなしキャリアを積み重ねていくが、ふっと立ち止まり自分に問い掛ける。
いったい仕事はなんの為にしてるのかとか、はたして自分はこのままでいいのか・・とか誰しも考えること。
しかし日々せまりくる膨大な仕事量を前に彼女は止まることなくさらに前進していく。
仕事しかない人生と嘆くより私は仕事したなーと思える人生がいい。
彼女はためらいもなくそうつぶやく。恋愛や自分にかける時間も放棄したわけでなく、仕事に忙殺されながらもプライベートも前向きなとこも、尊敬してしまいます。
読んだら元気がわく久々の一冊。
まず最初に目を引いたのはタイトルの「かっこいいスキヤキ」の九文字。
何だってスキヤキがかっこいいのか。
世の女の子達が華やかなケーキを見て「カ～ワ～イ～イ～♪」っていうのと同じくらいヘンテコなタイトルだ。
しかも本のジャケットのバックには洋題も書かれていて「GROOVY SUKIYAKI」の文字。
これだけで泉昌之という二人組にメロメロになりそうだ。
本作品は全18話から成り立っている。
その中の「プロレスの鬼」というタイトルだけで6話あるので実際は全23話もある。
中でもこのタイトルに使われたであろう「最後の晩餐」では、スキヤキを食べる男のロマンと笑いとを一度に味わうことができる。
十人十色というようにスキヤキの食べ方にも個性が出る。
もちろん主役は肉だ。
分かっていながらも「あくまで肉はスキヤキの一部でしかないんだ。
ネギも豆腐もシラタキも平等にスキヤキだ」という主人公のスキヤキ道。男である。
そんな事は露知らず肉をがっつく3人に対する主人公の心理描写は、泉昌之ならではの芸当だと思う。
すごい繊細な心理なのに妙に説得力があって関心してしまう。
しかもその大半が「だれもそんな事悩まねぇっつーの」とツッコミたくなる話題なはずなのに…。
最後に僕は小学生の頃、『小学？年生』という雑誌に掲載されていた「キッチョメン！石神井先生」という作品で泉昌之に出会っている。
小学生の頃の記憶なので内容までは覚えていないが、爆笑したのはハッキリ覚えている。
小学生仕様に分かりやすく描かれていたのかもしれないが、あれから10年以上経った今でも笑える漫画家というのも凄い。
ギャグ漫画だからこそ凄いといえる。子供から大人まで楽しませてくれる『泉昌之漫画』機会があれば是非読んでみてください。
