一ヶ月ほど前に携帯を落として、新規に変えたはいいけど、全く昔の知人に連絡が取れず難儀していたところ、
店の方に、大阪に住んでいた頃の友達から電話がかかってきた。
「おー、この前CD売りに行こう思って店まで行ったんだけどさーキミオいなかったんで
置いてきたわ。」
「え、どこに?」
「王子の駅のコインロッカー」
「そんなん、鍵ないと取れへんやん。」
「鍵はコインロッカーの上に置いてあるよ」
「ええええ!」
「でも、3日くらいまえやから多分料金発生してるんだわ。スマンけど払っといて。その分はCD売った金から引いといていいから」
「今、どこにおるん?」
「今、横浜。ちょっとまたあとで連絡するわー、じゃーねー」
ガチャ。
……それから約半月。
一切連絡ねえ。
THE ピーズの「底なし」という曲の
「どこにいるんだ 何をしてるんだ」
というフレーズが頭を駆け巡る今日この頃。
まったく、どこにいるんだ、何をしてるんだ。
で、同時に、何十人という人々に同じことを思われているだろう、自分自身の身の上を
省みてちょっとぞーっとしました。
ちゃんとします、ああ、ちゃんとします、と 明け方の空。
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