仕事中に、今ちまたで大人気の「けいおん」の話になったんですが、
ふと、「俺、好きやねんけど…」というと
「えええええ!」とドン引きされました。
「永井さんはそんなんじゃないと思ってた…」とすら言われましたからね。
あーいうんじゃなかった。
おもろいのになー
でも全話、本気でエンコしてるんやから、そらひかれるわな。
結局それでPCの容量いっぱいになって、「誰かHDくれ!」とか言うんやから、そらひかれるわな。
でも、おもろいのになー
「ギターを持った瞬間から、バンドを組んで、初めてライブをするまでの間が一番バンドをしていて楽しい時期だ」
というようなことを、誰かが言ってた気がしますが、
これは、紛れもない真実だと思います。
幸か不幸か、地球上に存在するバンドマン全員が、どこかでその時期が忘れられないでいるはずなんですよ。
だって、実際に俺がめちゃめちゃ面白かったもん!
あのバンド独特の「俺、何かができるような気がする感」を見事に描き出しているのが、「けいおん」なんだ。
だから、専門的な音楽用語なんていらないし、ぶっちゃければ演奏シーンだって必要ないんだ。
熱に浮かされた「あの感じ」さえあればいいんだ。そうなんだ!
とまあ、こんなことを必死に自分に言い聞かせながら、全話見ながらエンコードしていた訳です。
こういうヤツを関西弁で表現すると、「きしょい」というんですよね。確か。
ただ……初めてのバンド合宿が金持ちのキーボードの子の別荘で、とかいうくだりは
「お前らいきなりYOSHIKIかよ!?」と軽く殺意を覚えました。
あのYOSHIKIでも駆け出しの頃はゲイリーヨシキでへヴィメタさん運動会だったというのに…全く!
まあ何にせよ、みんなカワイイから許します。
これが男やったら即見るのやめっとたのは間違い、ない。