今日は京都の話をやたらとしていたら京都に行きたくなっちまった!
憧れの京都。
京都で静かな暮らしを送るのが108つある夢のひとつ。
こんな俺でもどうにかなるんじゃねえか、という幻想を抱かせる何かが京都にはある。
寺町通りの和室の2階から火鉢に当たりながら通りを行く人々を眺めて暮らしたい。
もちろん毎日下駄履きで古本屋通い。
…何か書いててごっつ恥ずかしいな。
これは、ギャルが
「東京行ったら~金持ちの男と結婚して~白金に住んでぇ~買い物は代官山でぇ~云々」
という将来の夢を語る口調と、全く同じニュアンスで捕らえてもらって結構です。
でも実は、「通りを行く人々を眺めて暮らす」ってのはウチのおじいちゃんの影響もちょっとあって、
おじいちゃんは1代で会社を建てたんだけど、まあ早い話がその当時の部下に騙されて会社が潰れて、借金取りから逃げて神戸に来たらしい。
で、それからおばあちゃんが何とか頑張った甲斐もあって、経営し始めた洋服屋さんが軌道に乗り始めたんだけど、おじいちゃんは倒産のショックが尾を引いたのか、ずっと2階にいて窓から下を通る人を毎日眺めて暮らしてたんですね。
俺が生まれてからもそれは変わらなかったみたいで、確かに俺の中のおじいちゃんは、窓に座ってじっと下を見てる姿が一番印象に残っています。
まあ、無職といっちゃあそれまでなんだけど、何か最近ではちょっと羨ましいな~という気がせんでもない。
この「通りを行く人々を眺めて暮らす」というDNAは確かに受け継いでますね。
…
…
…しかし、20年以上その生活て、マジでニートじゃねえか!
天国のおじいちゃん、ゴメン。でもフォローできねえよ。
そんなこんなで、ニートの系譜を持つわたくしは来週は京都に行きます。
なぜか同じ京都狂いの我が母は、「市内が京都だと思うな!」と力説します。
市外バージンの京都ミーハーですいません。
しかし今日は家族ネタ多いな。まあいいや。
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