すべては呼吸から始まる...新たな命への祈り。世界に誇るディジュリドゥ(世界最古の木管楽器)奏者・GOMAの最新アルバム。
二年ぶりとなるこの作品は第一子誕生前から誕生後にまたがり製作されたもので、誕生の希望と祈りが色濃く反映されている。
それと、なんと言ってもビルラズウェルの参加がこのアルバムのカラーを大きく決定づけているように思う。
初めて日本で作った作品であるのも手伝ってか、今までの作品より静かであり日本的な美意識を感じる。
ディジュリドゥというアボリジニ原住民の楽器を日本人が演奏するというのは、goma自身どこかにコンプレックスのような物があったのではないだろうか?
それをこの作品では、日本人という原点に戻って素直に表現できたはじめての作品のように感じてならない。
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