音楽の世界で始めて「サンプリング」なるものを取り入れ、後のテクノミュージックの先駆けとなった現代音楽の作曲家、スティーブ・ライヒ。
大学の哲学科で博士号をとっていたり、ガーナでドラミングの研究(!)をしたりとやたらとお堅いイメージのある人ですが、僕の勝手な印象では、「ただの音」を「素晴らしい音楽」に変えることのできる、ごっついおもろいオッサンていうところでしょうか…(失礼極まりない!)
実際、「クラッピング・ミュージック」という曲の楽器は人の手拍子のみ。ただひたすらに繰り返される2人の手拍子が次第にずれていき、中盤では全く違う曲になり、最後にはまた元に戻るという非常に面白いもの。
そんな彼の名言は「続けろ、そして繰り返せ」。どんなことにでも当てはまる正論ですが、この方に言われると、もうおっしゃる通り!というカンジですね。
永井
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