「弐瓶勉が描くハードSF、47,335,389秒ぶりの新刊!」
これは本書、「アバラ」の帯文句ですが、弐瓶ワールドを実にうまくとらえていてグッド!
とにかく2、3ページのうちに平気で100年経つ、くらいは当たり前、少しでも気を抜いて読んでいると、あっという間に置いてけぼりをくうようなスピード感は今作でも健在!
むしろ加速の一途をたどっている感すらも…
かくいう僕も、今回読後の第一声が「わ、訳わからん…」と、見事に置いていかれた一人ですが、その「訳わからん」すさまじいパワーが同時に快感となっていることも確か。
でも内容をちゃんと理解して楽しむには、あと最低3回は読まなイカンのだろうなあ~
永井
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