最近、ますます「金!金!金!」というご時世で全く住み辛くなったの…と思う初老の23歳(男)ですが、やっぱり一攫千金を狙う男の人には憧れます。
その一攫千金の野望を果たす為に、「裏社会」で生きることを決めた男達を描いた漫画をご紹介!大丈夫、読むだけなら捕まりません。
極悪がんぼ
「ワシはビッグになりたい!」と願う主人公神崎が、所属する「秦探偵事務所」に舞い込む様々なトラブルを「悪」で持って解決していく。
「カバチタレ!」が法律に正面から向かう話なら、こちらは裏からかいくぐる、という感じ。
ゆえにギリギリの切羽詰った勢いがたまらん!僕は断然こっちをオススメします。常に敵にも味方(同僚)にもボコボコにやられる主人公。こんな素直に応援したくなるマンガも珍しい…
新宿スワン
新宿歌舞伎町のスカウト会社「バースト」で働く主人公白鳥タツヒコが覗き込んだのは、夜の裏社会の真実!もう後戻りはできない…
ヤンマガで連載初回を読んだ時、あまりの絵の拙さから「こりゃ即効終わるな…」と思いましたが、どっこい、絵は抜群に上達、おまけにストーリーもドロドロさを増して今やヤンマガの人気漫画!改めて自分の漫画鑑識眼のなさを実感…(ナニトモもそうでした。)
池袋WGP辺りの雰囲気が好きな人にはどストライクでしょう。
闇金ウシジマくん
読んで字の如く、「闇金融業」カウカウファイナンスの社長、丑嶋が負債者の「奴隷くん」たちを地獄の底まで突き落とす!
怖いです。マジで。これは人間や金の怖さというより、もはやホラーに近いかも…。テーマは恐らく「人間の堕落」ということなんでしょうが、普通にそこらで起きているようなリアリティがあって、とても他人事ぢゃない。僕はこれを読んで、「これから後、どんなことがあっても闇金にだけは手を出すまい!」と、月並みながら決心致しました…
あと,「金と銀」や「ダブル・フェイス」など多々ありますが、あまり感化されすぎて手が後ろに回らないように、各々気をつけましょうね…。