真説ワールドイズマイン 新井英樹 小学館

『なにもかもぶっ壊す！』

作者　　新井英樹

命、暴力、愛、憎悪、正義、悪、テロ、怪獣、道徳、宗教。こんなにスケールのでかくて、考えさせらる漫画はデビルマン以来だ。

ページをめくる度に状況が一変していき、全く先が読めない、そして読むのが恐ろしくなるけど、気になって仕方がない漫画は初めてだ！これを読み終わった後は、命、道徳に対する、価値観が変わるだろう。

あまりにもヌルい大衆向けの漫画が氾濫している中、この漫画がもつ強力なメッセージを読み取ってほしい。そしてこの漫画の存在を知ってほしい。結末は賛否両論あるだろうけど、とりあえず読んでみて！そして感想を教えてください。漫画界のみならず、出版業界の問題作にして衝撃作！新井英樹はなんてものを描くんだ。あんたの頭の中を見してくれ！