「鳥のように自由」
という意味をもつスーパーマルチクリエイター ミシェル・ンデゲオチェロ。02年にリリースされた4thアルバム。
ベルリンに生まれ、その後米国に移り地元のクラブでベースの腕を磨く。
そして名門ハワード大学(ダニー・ハサウェイやロバータ・フラック、リロイ・ハトスンなどを輩出)で音楽を学び、本格的にプロのミュージシャンを目指すようになる。
ニューヨークに出てリヴィングカラーのオーディションに合格。
しかし彼女はソロの道を選択する。製作したデモテープが、メジャーのワーナー、マドンナのマーヴェリック、プリンスのペイズリー・パークで争奪戦を巻き起し、マーヴェリックと契約。その四枚目が本作である。
囁くようなボーカル、ヒップホップとファンクグルーヴを基調にジャズ、サルサなども柔軟に取り込み表現される世界は、まさに衝撃。派手にならず地味にならずかなりクールです。
彼女のベースフレーズだけでも一聴の価値あり。 山口D
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