今、自分が考えてる事を一言で言えば
「アマゾンの物流ロジックが全てじゃない!」って事です
商品のピッキングの歩数を減らし、効率的なピッキングを行う為に、誘導を行ってくれるといったシステムなのですが、果たして全ての物流部門に当てはまるのでしょうか?
アマゾンの顧客は注文の、「シングル」処理が非常に多く、
「シングル」処理とは、一つの商品のみご購入のお客様の事を指します
それを最短距離でピッキングする為の指示書が出るってのは、凄く理解が出来ます。弊社にも絶対に導入するべきだと痛感しています
もちろん、その仕組みは頭の中に入っているし、実行も可能だと思っています
ただ、「ダブル」以上の処理はどう行っているのでしょうか?
「ダブル」処理とは、2つ以上の商品をご購入のお客様の事を指します
アーカムのお客様の、一人当たりの平均購入冊数は、25冊程度です
つまり、「シングル処理」を行う、お客様は非常に少ない状態です
では「ダブル以上」の処理はどう行うべきなのでしょう?
・通常と同じ形でピッキングを行う
⇒つまり、一顧客一ピッキング
⇒100人お客様がいれば、100枚受注伝票がある状況
これは、まさに現在行っている形です
この形にも、現在発送作業を行っているパートさん達が、考え抜いたロジックで行っています
・全てを一筆書きでピッキングを行い、その後ソートを行う
⇒そんな便利なソートする機械はありません もちろんアナログです
⇒一人当たり25冊平均が200件注文があった場合確実に破綻します
正直コスト面・大変さを考慮するとありえません
・ブロックに固まった複数(例えば5人のお客様)を一筆書きでピッキングする
⇒ピッキング指示書に、分類番号が振られており、ピッキングを行いながら仕分けをする
⇒100人お客様がいれば、20枚受注伝票がある状況
実は、これで行こう!と考えていたのですが、本当に正解なんでしょうか?
1顧客1ピッキングの場合は、一人のお客様の商品を、一つのパレットに入れていくことで、ピッキングガ完了します
5顧客1ピッキングの場合は、ピッキングを行った際に、仕分けが発生します
一人平均25冊 5人で100冊としても、100冊を5箇所に分類しながらピッキングを行う・・・
ほんまに早いのかな・・・
空想で考える以外に方法は無いので、なんとも言えませんが
アマゾンがやってるから正しい!の考えでシステム構築すると痛い目にあいそう・・・
自社なりのオリジナルを含んで何がベストかを今一度検討しないと