最近またよく映画を見てます。
今日はそのウチのいくつかをご紹介…
「ビッグ・ウェンズデイ」
いわゆる「サーフィン映画」です。
僕とサーフィンなんて、環状線でいったら梅田と天王寺くらい対極なもの!
それをよく見る気に…と我ながらつくづく思いますが、これがなかなかヨカッタ。
これを観て、単純な僕はサーフィンがしたくなりました。いやマジで。
と、同時に俺には絶対ムリだろうな…とも思いました。
とにかく海でのサーファーは当たり前にかっこ良くて美しい!
ちなみにストーリーは3人のスター・サーファーがベトナム戦争を機に離れ離れになり、全てを失ったあと、もう一度大波の来る「ビッグ・ウェンズデイ」に集まる…という青春映画です。
「バスケットボール・ダイアリーズ」
NYパンクの詩人、ジム・キャロルの伝記小説「マンハッタン少年日記」をレオナルド・ディカプリオ主演でとったノンフィクション青春映画。
ただのバスケ好きの悪ガキだった少年が、興味本位でドラッグに手を出したことで、破滅への道を辿っていくという、アメリカ版「積木崩し」みたいなストーリー。
これのディカプリオは「積木~」の高部知子も真っ青なくらい、凄まじい演技してます。
「美少年の堕落っぷり」は、思わず目を覆う手の指のすきまからじっと覗ってしまうカンジ…
女の子にはたまらんやろ!という美貌のディカプリオ氏は、この後の「タイタニック」で一躍ハリウッドスターへ駆け上がったのは知っての通り。
「悪魔とダニエル・ジョンストン」
ソニックユースやトムウェイツ、ニルヴァーナも絶賛した幻のシンガーソングライター、「ダニエル・ジョンストン」の伝記映画。冒頭で歌う彼の曲を聴いて、ぶっ飛ばされ、「何でコイツが無名なんや!?」と思いましたが、内容を観て納得。彼、ホンモンのキ●ガイです。
幼い時から躁鬱病の兆候はあった彼ですが、家出中にNYでキメたLSDがきっかけでバッドに陥り、本気の精神病患者に…以来、精神病院を出たり入ったりを繰り返す彼のエピソードはいくら「イカレたモノ好き」の音楽メディアでも、フォローできないくらいシャレならんもの。
それが理由で音楽業界から抹消された彼ですが、音楽自体はとてもとても美しい。
ショボショボのドラムマシーンとギターと叩きつけるピアノを、テレコで録音した最初の音源だけでも彼の天才ぶりは一目瞭然。そのテープが様々な人を伝ってダビングされまくったことで彼の知名度はゆっくりと浸透していったそうです。
まあ、自分のオヤジの飛行機の操縦を邪魔して墜落させてるような人ですから…本気で音楽がよくないと、誰もこんな映画作りませんよね。
悪魔を怖れ、目玉のお化けの絵を書くことと、ウィスパーを愛したダニエル・ジョンストン。
ちなみに彼は現在も健在で、病状は大分回復しているとのことです。
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と、この3つが最近観た映画の当たりでしょうか。
他にも「ピングー」や「来来!キョンシー」、「ビジュアルバム1~3」や再結成NYドールズのDVDなど、ホント脈絡なく観ています。まさに映画の貞操観念ゼロ!
ちなみに、今観たいのはサモハンキンポーの「燃えよ!デブゴン」。
ウチ近所にはありません。どこか置いてるレンタルショップあれば教えて下さい。
Daniel Johnston/I had lost my mind
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