王子店物語

文化系女子のための本棚

長らく放置してきた女子棚、最近になってようやく手を付け出しました・・・・（すいません）

内藤ルネ「こんにちは！マドモアゼル」
レトロ好きにはこれはたまらないでしょう！

それから東野翠れんのフォトブック、大森よう子さんのコーディネートブックなど入荷しました。ぜひ、店頭でお確かめ下さい。パラパラめくってるだけでも楽しいですよ！

それから、なぜか知らないが写真集に力を入れています。

佐内正史の「a girl like you 君になりたい」
これ、タイトルが大好きです。佐内正史の撮る女の子の写真も大好きなんだけど、レンズ越しにそういう思いで女の子を見つめているのかなぁなんて思います。仲の写真もどれも素敵ですよ！！！！

やなぎみわ「マイグランドマザーズ」
今最も注目されている新進気鋭の女性写真家といったらこの人でしょう。
エレベーターガールを題材にした一連の作品と、この｢グランドマザー」のシリーズで有名です。若い女性のモデルさんと話し合いを重ねてそのモデル自身の老後のビジョンを聞き出し、そこで形作られたイメージを元にメイクやCGで老婆に仕立て上げるという手法です。
その写真の中の老婆はリアリティがありつつも、どこかおとぎ話の仲のおばあさんのようです。

そのほかにも、藤代冥砂「もう、家に帰ろう」も入荷しています。あったかくてやさしい写真集です。
にしても担当者の趣味がわかりやすいですね。ははは。

金券プレゼント！

今　王子店では、
１０００円以上お買い上げで中古商品すべてに使える１００円券
プレゼントしております！

　

新緑の季節にあわせたこの粋っぷり！！

ポンントカードいっぱい値引きなどをうまいこと利用して
かしこくお得にアーカムライフを。

ちなみに「きんけん」を変換したら最初に「金権」とでました。
そんな権利あったらほしいわ！！！

アーカム図解。

こんにちわ。
フと周りをみわたせば、今　３人に１人はマスク人で、
店でもとうとうスタッフ全員マスク着用命令がでました。
まっさきにマスクをしてたマスダです。気休め一番のり。

、、のにもかかわらず、何が１番がこわいって、
口では「こわいねぇ〜」とか言いながら、心のすみっこで
「自分は　まっ大丈夫っしょ」という根拠のない危機感のなさ。
少年犯罪に対して、誰もなにも特におどろかなくなったのが
１番コワイことにている感覚なのかもしれません。。

でっ。（かるっ）

店の見取図というものを作りました。どんっ。

なんてゆうか、この店は一歩入ってみると、
いろんなセカイの波長がこのスペースに
アットランダム凝縮されてるように感じます。
濃いです。故意です。恋です。乞いです。

厳選されたおもしろいものを安く買う（古本）＆ それだけではまかなえきれない最新刊や新刊と 見事に？コラボッためずらしい形態の王子店。 しかししかし。

棚に古本と新刊が入り乱れたルール？も
１ゲンさんにはまったく未知です。
どこまでがお客さんで　どこまでがスタッフなのかも
オートマチックに空気で察しないといけません。
ざっくり目安。

ほんとザッッッックリですが、これで
淡水魚を水槽にならすように、ざっっくりハアクをして楽しむのもありかなぁと。
濃い　から　来い　ってね。　おあとがよろしいようで。

裏社会フェア

どうもこんにちわ。
ここアーカムブックス王子店周辺では新型インフルが猛威を振るってるようで、戦々恐々としております。こんな時に出歩いてる中高生たちには、君たちの学校から出てるんやから家で大人しくしてなさい！と言いたくなるのは僕だけではないはず。

というわけで、裏社会フェアです。全然関係ないけどね。

ドン・コルレオーネ！！

『闇金ウシジマくん』

最近(作者が)ちょっと丸くなってきたかな…？って感じもしないでもないですが、これほど読んでて落ち込んでくる漫画もなかなかないです。読んだ事あるのだと、このフェアには関係ないですが古谷実のヒミズぐらいじゃないでしょうか。

『嘘喰い』

この漫画が初連載作品とは思えないほどぶっ飛んでます。漫画云々以前に発想力が常人とは違うんだろうなぁ、と。

『賭博黙示録　カイジ』

祝・カイジ実写映画化！

裏社会を取り扱ったものは数多くありますが、その中から厳選しました。
こういうの好きな方はもう読んだことあるよ、といようなものばかりでしょうが、そうでない方にもオススメのものばかりですので、是非手に取って読んでみてください。

映画本！！

最近お天気が安定しない感じですね～今日も雨が降っています。これから梅雨の時期に入るとますます外に出たくなくなっちゃう感じですね。
そんなときはおうちで読書！アーカムでぜひぜひお買い物してお部屋にこもってください！
うーん。マンが読むのもいいけどたまには映画見たりもしたい！そんなあなたは横断歩道渡って向かいのTSU●AYAへGOだ！（ぇ
TSUTA●Aの後にはちゃんとアーカムもはしごしてください！今、そんな映画好きのアナタのために映画本フェアをやっております。

映画好きの店員による選りすぐりのラインナップですよ！
バイト中もマンガの話よりも映画の話ばっかりしてます

わたしのオススメは・・・
「青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン！」

なんか、この三人っていいよねーうしろのカバーをめくると
著者近影。
すいません。いい年したおっさん達のはしゃぎっぷりに不覚にも萌えました。かわゆす。

｢オーケンの私は変な映画を観た！」

映画といえばオーケン。オーケンと言えば映画ってことで。
マニアックな映画ばっか紹介してます。表紙もカッコイイね。太陽を盗んだ男風？

「アナ・トレントの鞄」

映画本・・・といってもいいんでしょうか？アナ・トレントの鞄に惹かれて色々な架空のものを蒐集していくというクラフト・エヴィング商会のお得意のコンセプトですね。
アナ・トレントと言うのは「ミツバチのささやき」や｢カラスの飼育」に出演している子役(今はもうおばあちゃんですが）のことです。鞄というのは｢ミツバチのささやき」の中でアナトレントが持ち歩いているトランクですね。鞄のほかにもアナが着ているコートだとか、気になる小物が一杯登場するビクトル・エリセの代表映画ですね。わたしは二回見ました。一回は京都の映画館でスクリーンで見ました。ほんとうに、何度でも観たくなる不思議な魅力のある映画です。エリセのの映像はもちろんのこと、アナ・トレントもなにかこちらが感じ取ってしまう不思議なまなざしの少女なのです。

皆さんも映画を見て、本を読んで、いろいろなことを感じ取ってみてください＾＾

最近はまってます漫画太郎

こんにちわ、王子店スタッフの大石です。

意外と人気者な作家だけど、女の子（特に漫画のことをあまり知らないような子）には面と向かってこの漫画好きと言いにくい、なんともニクイ作家の漫画太郎。そんな画太郎先生を勝手に記念しちゃいました。

ウィキペディアを見ていたら偶然にも今年４０歳という節目の歳でした。偶然にしてはできすぎな運命的なものを感じます。なので関係者の方が見ていたらアーカムブックスまでサインください！！切望。

『地獄甲子園』

野球少年よ、君の思いを打ち砕くにはあまりに衝撃がありすぎるよ。
野球漫画では決してないので、そこんとこ期待してみるとなんじゃこりゃとなりますよ。

他には『まんゆうき』『画太郎先生ありがとう』『樹海少年Z００１』『つっぱり桃太郎』『道徳戦士超獣ギーガー』『ブスの瞳に恋してる』『まんカス』『世にも奇妙な漫☆画太郎』のラインアップです。
誰か『ハデーヘンドリックス物語』『わらってごらん』を売ってください。たのんます！！

最後まで読んでくれたお方に一言

見（魅）せるコミックたち。

こんにちわ。
オルタナティブでもないのに、ドビンボーまんが描きのマスダです。

わたしは、
商業誌にマンガが掲載されて稿画料をもらう　ことができてるので、
一応プロといえるんでしょうが、
コミックスが出せてないのでまだまだプロ意識というものは
ついてきておりません。。がんばらナイトです！

さて、同時進行フェアーでもあったように不況の世の中。
ジャンプやスピリッツなどのマンガ雑誌の売り上げは
ドカンとへっております。。
やはし紙媒体はすたれてきてしまってるのか。。と
不安にかられそうですが、いえいえ。
実は単行本（コミックス）は、
マンガ雑誌と比べて売り上げは落ちてはいないのです！
みなさん、スキな作家さんだけをピン買いしてるのか、
それかそれか。
コミックのジャケット買い。

内容は何回か読むと飽きてしまったりしますが、
「絵がスキ」
「トビラがかわいいから部屋にポストカードがわりにおいておく」
など、アート感覚に近い読者さんもチラホラ出てきております。
このマンガを部屋においておくと、なんかオシャレ。
なんかかっちょいい。とかね。
正統派なマンガ好きからすれば、
それはもしかして邪道といわれるのかもしれませんね。
でも、自分とマンガとの付き合い方なんてホント人それぞれだから、
それはそれでいーんです。（と、わたしは思ってます）
スキならいーじゃない！

で。「見せるコミックたち特集」です。

　

お部屋に転がっていても、まさに「絵」になるコミックだち。
キュートです。クールです。ビューティホーです。
見てたのしい、読んでたのしい、
感じてたのしい、味わってたのしい、置いててたのしい。
頭と心を両方シゲキする　エンターティメントなお得感。

現に、コミックスを出した人が言うには、
やはしトビラはものすごく気を使うそうです。
なんせ　その本全体を担う一発芸みたいなもんだと！
わたしもいつかコミックスが出せるときは、
そういうエンターティメントの粒を散らばせたいなぁ〜と
目論んでおります。

↑写真、ちょっと光ってて今イチわかりずらいかもしれないので、
　ぜひ一度　見に来てくださいね。

オルタナティヴで行こう！！

どうも。みなさん、貧困してますか？ワタナベです。
今月のフェアはずばり、「びんぼう特集」です。

去年からの不況、就職難はぼんくら学生であるところのわたしでもそこそこ心配してます・・・・。内定取消しとか！！
まぁ、そうはいっても普通に生活してるしそこそこやっていけたらそれでいいやという声も聞きます。私もそう思います。でも、そこそこの生活をするのが難しくなっている層も実は物凄く膨らんできているようなんです。今まで通りの「生活水準」が獲得できなくなってしまう時代がもうそこまで来ている！かも！？
そんななか最近よく聞くのが｢プレカリアート」なんて言葉。雨宮処凛なんかが有名ですね。ワーキングプアやフリーター、ニート等の人たちが寄る辺の無い自分をそう総称するようになりました。プレカリアートの人たちは労働に励む傍らで集会やデモに参加したり、とにかく社会に訴えかけることから始めています。映画を撮ったり雑誌を作ったり表現手段は様々です。
映画「遭難フリーター」http://www.sounan.info/
雑誌「フリーターズフリー」http://www.freetersfree.org/「ロスジェネ」http://losgene.org/
などなど・・・。
はたらしている人たちの中には自分の労働状況が悪いことにも気づかずにその悪条件に甘んじたまま働きつづけるという事もあるそうです。まぁ、その仕事やめても再就職できるかどうかわかんないし､っていう事もあるんでしょうが。。。おそろし！！！社会構造がもはやおかしいことになっているのです！！

まぁ、それはともかく、貧乏フェアをよろしくです。漫画家小説家はやっぱり苦労人が多いので貧乏話に事足りませんね。貧乏でも、労働者でも表現活動は出来ます。オルタナティヴに行きましょう＾＾