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どんな分厚い雲の上にもいつも青空はあるということ2人の天才、詩人谷川俊太郎と写真家荒木経惟の「空」をテーマとした共作写真詩集。俊太郎さんとアラーキー とても良い組み合わせだと思った。良い意味で二人の「息」はぴったりではないけれど、二つのズレが作用し合って、二つの世界にそれぞれ花を添えている。一つの詩に、一つないし二つの写真のペアになって作られてはいるが、バラバラにしてしまっても見てみたい。 山口D「空の青さをみつめていると 私に帰るところがあるような気がするーー」(「空の青さを」)陽子が逝って空ばかり写していた。静かな夕焼けを写しながら陽子を想った。(あとがきよりーー荒木経惟)
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