Amazonのフルフィルメントサービスが実施されました
OSMCで触りだけ、話があったのですが、Amazonサイト内で告知があった為、真剣にページ見てみました
http://www.amazon.co.jp/gp/seller/fba/fba_pricing.html
簡単に言ってしまえば、アマゾンの3PLサービス
しかし、今までの3PLサービスと大きく違うのは、商品はAmazon内で販売されるって事です
Amazonのサイト内で、自分の商品の個別ページがあり、販売されているといった、魅力的なサービスですが、詳しい詳細を見ると、
保管手数料 | |
1月から9月まで | 立方メートルあたり¥7,900 |
10月から12月まで | 立方メートルあたり¥9,800 |
これは、アーカムみたいな古本屋は、非常に進出するのは難しい数字だと思います。古書は新刊に比べて殆どの商品が値段が安い上に、重量が重い
しかも、保管料に加え
配送代行手数料 = 出荷手数料 + 梱包手数料 + 重量課金4 | |||
出荷手数料 | |||
メディア | メディア以外 | 大型 | |
注文一件につ き2 | ¥160 | ¥160 | ¥300 |
梱包手数料 | |||
商品一個につき | メディア | メディア以外 | 大型 |
商品価格¥1,500 未満 | ¥60 | ¥80 | ¥520 |
商品価格¥1,500 以上 | ¥100 | ¥120 | ¥520 |
重量手数料 | |||
メディア | メディア以外 | 大型 | |
1キログラムあたり3 | ¥40 | ¥40 | ¥40 |
と来たら、うーーーん利益でまへん・・・商品の加工等は行ってくれないので、自社で加工してからAmazonに送り管理してもらう・・・あんまり想像が出来ない世界です
アパレル関係や、宝石関係など自社でデザインを作ったオリジナルを販売している店舗には、Amazonの販売ページで販売してもらえて、なおかつ発送もAmazonで行ってくれる。自社で行うのは、新たな商品の開発のみに力を注げるといったメリットはあるのですが、単価が安くて重たい商品には非常に不向きです
ただ近年の3PLの、動向は非常に気になります
今まで楽天で販売を行っていた業者様たちが、Amazonフルフィルメントサービスを使うことは大いに考えられます。社長がいつまでも発送してちゃダメ!って所を突き進むと、3PLサービスが今後どんどん大きくなるでしょうね
って言うか、正直古書のAmazonフルフィルメントサービスは失敗してしまえ!っての本音です
各社の動向が気になる所ですが、利益を考えると古書部門でフルフィルメントサービスを使うと検討している会社はまずいないのでは無いでしょうか?
逆にやろうと思っている人は、ご馳走しますので、是非ご飯でも食べながら、お話聞かせてください!!!
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