1950年代のアメリカに電気ギターを持った黒人歌手が現れました。
その黒人の眉毛はピンピンに剃りあげられ、真っ赤なボディのギターに紫のジャケットを着込み、まるでアヒルみたいにステージを動き回る様子はまるでキ○ガイそのもの。
そして彼は、「ジョニーは生まれた町を出ていった/もう帰るつもりはないのさ」
と、なぜか陽気なその音楽には似つかわしくない内容の歌を歌いました。
黒人の名前はチャック・ベリー。
R&Rが好きです。
「黒人オカマ」リトル・リチャードや、「不良(ゴロツキ)」エディ・コクラン、「ビーバップ・ア・ルーラ♪」のジーン・ヴィンセントに、元祖「メガネ王子」バディ・ホリー、「火の玉ピアニスト」ジェリー・リー・ルイス、「デブで変な髪型」ファッツ・ドミノ… 書いてるだけでもドキドキするR&Rer!
ちなみにぐっさんブログでも触れられた「平成のブルース」でマーシーが一節だけ歌ってるのは
カール・パーキンスの「ブルー・スウェード・シューズ」。
「お前らが俺のことをどう言おうが勝手だが 絶対に俺のブルー・スェード・シューズだけは踏ませねえぜ」
…っていう歌詞。 っ があxxっぁぁぁ~~!
意味なくて空っぽで、甘くて、カッコイイ(or トっぽい) だけ
の R&Rが好きです。
ちなみにカナ表記にすると「ロケンロール」、意訳すると「シェゲナベイベー」、
ジャンルの「ロック」とは全く別物、ぐらいは覚えておきたいロケンロールエチケット!(僕の中でだけですが…)
そんなカッケーロケンロールバンド、我が国にもたくさんおります(尾形イサオとか銀蝿とかぢゃないよ)が、それはまた次の機会に。
Chuck Berry - Johnny B. Goode