ちょっと前のエントリーですがSEO、SEM関連の会社アイレップの記事にこういうのありました。
検索エンジン会社の目的は、ユーザーが探している情報に対して、その意図に沿った最適な情報を提示する事だ。つまり、ユーザーの意図に沿わない可能性があ る、適切ではない情報の提供は、本来あるべきではない。また「ユーザー」と一括りに言っても、検索される回数分、「人」と「その意思」は存在する。人々は 様々な興味関心・バックグラウンドを持ち、程度の差こそあれ、同じ人は二人として存在しない。
上の考え方をベースに、多様な背景を持つ人々に対して、より個別に、より適切な情報をピンポイントで提供したい検索エンジン各社の試みが、徐々に実現して きているのが最近の状況だ。検索エンジン会社が独自に有するデータベースや技術を元に、ユーザーやその一人一人にスポットを当てた仕組み、より適切ではな い情報が排除される仕組みが構築されつつある。
ユーザー"にシフトし続ける検索エンジン
http://www.semilog.jp/6/20070508105519.html
検索エンジンが今後さらに進化を遂げ、よりユーザの求めるページのみを表示することになっていきますよ~って内容。
つまり、より便利で評価の高いサイトが上位に表示される傾向が強まる仕組みです。
今までのWEBショップは検索エンジンの上位に表示させることが最重要の集客方法であったわけですが、このような検索エンジンの進化を見て、真のSEOとはなんなのだろうと自問自答してしまいます。
ずばりいってしまえば、それは(WEBショップにとっては)品揃えであり、ユーザの利便性の追及ということだと思います。
すごくシンプルで当たり前のことですがこれが検索エンジン対策にもなりえるのです。そう、いってみれば原点回帰。
しかしながら今までは検索エンジンもまだまだ未完成で、ユーザの求めるものを表示できていなかったということです。
これからが大革命の始まりとよく言われますが、それはWEBショップにも大きな革新をもたらすことになるでしょう。
その時、勝者となりうるWEBショップはユーザ志向を徹底的に行っている会社ということが簡単に想像できます。
まっとうにユーザー志向のサイトを構築していればおのずと検索の上位に表示される日が必ず来ます。
もちろんこの検索エンジン各社の試みは発展途上の段階であり、まだまだユーザが意図しない、もしくは利便性の低いサイトが検索上位に表示されることがありますが、検索エンジン各社の進化に伴いこういった「まぐれで上位をゲット」できたサイトは次第に排除されていく傾向が強まります。
Googleのパーソナライズド検索しかり、YAHOOのソーシャルサーチしかり。
こういった技術によって、検索精度は向上していくのです。
本物しか残らない時代がいよいよやってきます。
皆さん(もちろん僕たちも含めて)準備はいいですか?
(写真は教会が人々のgoogleの使いすぎに対して注意を促す看板。
Googleで見つからない答えも世の中にはある。だってさ(笑))
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