始皇帝・秦王が中国統一を行う歴史を大筋に、下僕の身分から将軍を目指す信を主人公とした、長編大河作品
この手の作品は、歴史背景の不一致や、情景を綺麗に書きすぎる感があり、名作・駄作の区別が凄く分かり易い作品が多いのですが、確実に名作として世に残るであろうと確信する作品の一つだと思います
出版社側の勝手な意向による、打ち止め等が無い限りは、このテンションで書きつづけて欲しいと願うばかりです
井上雄彦のアシスタントの経歴を持っているだけに、構成・描写に安定感が非常にあり、この作品が初の長編連載作品とは、考えられないほどの安定感を見せています
蒼天航路を越えるかもしれない、歴史大作をあなたの目で確認してみてください