現在、日本中の男の子が坊主頭にする時、絶対に一瞬でも頭をよぎってしまう事柄は、
「桜木みたいに…」
そして終わった後、鏡を見て、「…え?まあ、分かってたよ。」と、平気を装いつつ、その目にうっすらと涙が浮かんでいるのも、すべてこの「スラムダンク」という漫画のしわざ。ていうか、俺だけじゃないでしょ?ねえ!ねえ!
まあ、この漫画で日本のバスケ人口が爆発的に増えたのは周知の事実で、バスケを全くしたことがない人でもバスケットカウントワンスローなんてマニアックなルールを知ってる、という国は世界中探しても日本だけのハズ。
左手は添えるだけ――これは本当、人生そのものにも通じる格言。ラストの花道の見開きでどれだけの人が涙したことか!ホント罪作りな漫画ですね。