昨日は某大手ECショップの本社を見学してきました。社長みずから、会社のシステム、売上、社員教育方法なんか公開してもらって、各部門の責任者の方に部署の説明をしてもらったり。本当に勉強になりました。
ってか、株式公開まじかだからかもしれないけど、あそこまでオープンにして後輩ECショップに貢献してくれる社長も少ないなあ。尊敬する一人。
で、話はかいつまむが、某社は去年あたりから物流部門を3PL(物流外部委託)として切り離した。
それまでは、徹夜で梱包してた時期(もちろんスタッフが。だよ)もあったようだが、今では経営戦略にマンパワーを使えるようになり、少々のコストUPでも3PLを導入した功績は大きいようだ。
その余った時間を社員がより前向きなデータ分析に時間を費やしているようです。(分析項目がはんぱじゃなく多い。事業計画の誤差は+-5%以下というから驚き!)
うちでも何度も3PLイメージしてるのだけど、
・1点もの商品を扱う中古商売でしかも状態がすべて異なる。
・入庫がエンドユーザからの買取になり、この部分は委託できない。
という障壁があり導入には至らない。
魅力がある3PLだけど、あえて流れにのらない道もあるんじゃないだろうかと思う。
3PL導入しても、コストダウンするためにおそらく、自前の物流システムを使うだろうし、社外のピッカーであろうとも、業務改善のため日々指導するだろう。
委託することにより、売れている、いないの肌感覚がなくなり→データの分析に走らざるるをえない。(これがデメリットなのかは定かでないけどね。)
うーん。
どちらが正しい選択なのかはその会社のビジョンにもよるでしょう。もちろん。
でも、某社にとっては3PLはかなり良策だったようです。
しかし、最後に「将来は自社物流に戻る可能性だってあるさ。」と
答えられた社長の言葉が、自社物流全否定でなく、なんか嬉しかった。
別にオイラに向けていってくれた言葉でもなんでもなかったんですけどね。(笑)
・・・でも、こう書いててもまだ迷ってるなあ >俺。