散文です。すんません。
昨日はthinkEのミーティングでした。
挨拶状ドットコムの徳丸さんが発起人で、ECを通して、「企業化」を目指す会社が参加するグループです。
企業化とはthinkEでの意味合いは「家業」との対比で使われます。
会社としての幸せの方向が違うという意味合いですかね。
家業としての幸せは家族の幸せに近い。企業になればその幸福にする人たちの輪も大きくなっていき、従業員、株主、顧客、そして取引先と増えていくとのこと。
どちらも幸せになる方法です。しかし、ひとたび企業化を目指せば、あらゆる困難を乗り越えて、増え続けるステークホルダーを守り続けなければなりません。
そういう、社長達が集まって、お互い研鑽しあうグループの末席にお邪魔させてもらってます。。
先輩方の話が、ごっつすぎて中々お話がかみ合わないのですが、なんとかついてってますw
そして会議終了していつものごとく飲みに行きます。今回は韓国焼肉店、ん?すき焼き店
だったけ、とにかく 肉がうまかつたです。。
終了後、みなさんで記念写真。
ぶれすぎだよ、iPhone3G S(笑)
その懇親会の最中に、ミネルヴァHDの中島さんとお話していたのがメガネ21という会社のこと。
ちょっと前のカンブリア宮殿に創業者の平本清さんが出演してたのですが、会社キャッチコピーみたいなのが、
「利益は全額社員のボーナス!内部留保ゼロ。でもノルマなし、中間管理職なし、社長は交代制!」という何んともよくわからん会社。
見始めはそんな会社あるんかい!と思ってみてましたがあるんですね、実際こんな奇跡みたいな会社。
カラクリは社員互助会のような仕組み。一人ひとりが株主みたいな制度を取ってるんですね。
まあ、それはそうか。。とか納得したりしなかったり。
。。最近こういうテーマで色々考えることがあるんですが、さらに堀江さんのブログでランキングしてたこの本も読んでしまいました。
読んでみたい1冊でしたが、活字となると、「ごめん、無理やわ。。」となるのですがこれは30分ほどで読めました。
資本家と労働者との軋轢や、構造とか。あとは拡大の先にはさらに拡大を追い求めることになるとか。そんな話でした。
thinkEやメガネ21の話そしてこの資本論を読んで、そして自分に置き換えて反芻して。
なんとなくふっと疑問に思ったこと。
「会社って誰のものなんだろうか?」
株主なのか?働く人のものなのか?
どっちも正しいしどっちも正しくない、もしくはこれまた時と場合によるのかもしれません。
それでも、世の中の「今までの」会社と「これからの」会社とは確実に変わってると思いますし、変わらなければならない世の中なんだと思います。
(それが、「じゃあ、どんな会社?」といわれるとまだ分かりませんし、わかっても自分にできるのかどうかも想像つきませんw)
なんか悶々としてしまいますが、すべての企業の社長は一回は絶対通る道なのかもしれませんこの疑問。
資本論の中で私利私欲を突き進めると破滅が待ち構えるという経済の闇みたいな部分が描かれてるんです。
これ。
お金は、人類が求める最上に近い幸せなのかもしれませんが、手に入れるためには多くのものを失います。
その失うものが本当は最上の幸せであることが往々にしてあると思います。。
ぼやっとですが、そういうことを気づかせてくれたいい機会でした。気づいては忘れそしてまた気づいては忘れるようなテーマだとは思いますが、忘れた時には必ず思い出したいのでエントリしてみました。
おしまい。