ひさしぶりだなあ。たしか5年ほど前に2代目王子店長中島と行った記憶が。
今回は新人発掘のブログを立ち上げようということで視察。
主催者さんの即売会レポートの様子
http://www.akaboo.jp/report/2007/osaka64/index.html
(中の撮影は禁止でした。こんどまんがseekの取材として行こう。)
オタクな魑魅魍魎がわんさかしてるイメージがあったんだけど
お客さんもサークルの方もほっとんど女性、女性、女性。
ちょこっとヒアリングしたところ、どうも、この「コミックシティー」なる即売会は萌えでなく、やおい、FC(何の略かいまいちわかりません、パロディーかな。)など女性向けが圧倒的多かったです。
成年向け(いわゆるアダルト)は全7000ブース中(5000やったか?)、4か5ブースぐらいしかなかったです。
成年ブースの人も、昔はもうちょっとあったんですけどねえ。と嘆いてはった。
萌え萌え系は東京がメインのようです。
で、女性のお客さんでも、もっとオタク、オタクしてるかと思いきや、普通のOLさんぽい人とか女子大生(けっこう美人)っぽい人もかなりいた。
あの人たちは、同人誌以外にも商業誌もばんばん買うヘビーユーザーなのか、同人の雰囲気が好きで集まってきているかどっちなのか気になった。
松尾曰く後者のきらいがあるとのこと。
うーん、奥が深い。というかまだ謎々だらけ。
どっちにしてもこれだけの活況。この市場はますます大きくなる予感です。
ただ、数日前からうわさになってるたけくまメモの記事にあった著作権法の改正審議「著作権法の非親告罪化」と絡めて考えるとパロディー、模倣というグレイなゾーンには違いないですね。
この著作権法の改正審議「著作権法の非親告罪化」って
簡単に言うと著作権っていうのは訴える当事者がいて初めて罰せられる仕組み。
著作権者が黙認してれば誰も訴えられないし、困らないというもの。
それが、誰も訴えなくてもお上が「あんた違反やで」と国家権力を持って独断で断罪できる仕組みを審議してるみたい。
たけくまさんも危惧してたが、芸術や文化って模倣の繰り返しから生まれてくるものなので、そこを根こそぎクリーンにしてしまうと新しい創造性って失われてしまうんじゃないだろうかと思う。
・・・・どうなんだろうこの審議。たぶんつぶされると思うし、違法ダウンロードが最初の的だと思いますが、拡大解釈でなんでもできちゃう法案ですからね。
戦々恐々なのはすべてのコンテンツ業界皆さん共通意識じゃないですか。
コンテンツビジネスが激変していく過程で当然、それを取り仕切るルールも変化が必要だとは思いますが、新人の育成の妨げにならないよう配慮してほしいものです。
しかし衝撃の記事でした。
話が脱線してしまいましたが、即売会はまずまずの収穫。同人作品も創作系から何点かセンスの光るものを購入してきました。
ひであきさん(笑)コミックシティーのパンフといっしょに。
ぐっさん。即売会のお昼。戦利品を眺めながら。^^
PS このエントリも厳密にいえば著作権違反ですね。すんません。^^;
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