アーカムブックスブログ

ハチミツとクローバー/羽海野チカ

2005年アニメ化、2006年実写版の映画化、そしてアニメの第二段も始まりますます目を離せないハチクロ。

全員片思いと、何とも甘酸っぱくも切ない展開に女性はもちろん、男性でものめり込める率高しな作品。

元々同人誌でしこしこ漫画を描くタイプの方らしく、ハチクロでも直接ストーリーと関係の無いところでは随時『オタクだなぁ』と関心します。

おおっぴろげに読まずとも、夜な夜なひっそり読んで、こっそり泣けるそんな漫画です。きっと羽海野さんもそんな感じを望んでるのでは？

お客さん de ランキング

アーカムブックスweb店にてお客様にアンケートをとりました。
ご協力頂きましたお客様、誠にありがとう御座いました。

アンケート内容はというと『好きな漫画家５名、好きなミュージシャン５名』です。

漫画編

１位 　井上雄彦

バスケ≠ジョーダン
バスケ≠アイバーソン
バスケ＝イノタケ

戦争を知らない世代にはそれくらい痛烈な存在なのです。(古い？)

２位　冬目景

十目傾→冬目景二→で現在の冬目景に落ち着く。

多摩美術大学の油絵科を卒業してるらしく独特の荒い画風やストーリー展開に

熱狂的なファンが多い漫画家さんです。

３位　荒木飛呂彦

かの手塚先生に「大変興味がある」と言わしめた漫画家。

1980年専門学生時代に手塚賞に準入選する。

余談ですが、フランス、イタリアではＨを発音しないそうで『イロイコ』と親しまれてるそうな。





４位　士郎正宗　

コマ欄外ウンチクという技法を確立させた漫画家さん。

その文字数に圧倒され拒否される方も多いですが、

一度ハマるとシロマサのＳＦ講座からなかなか抜け出せません。

戦う女性をモチーフにしたのもシロマサが走りかも！？

５位　荒川弘

荒川弘と書いてあらかわひろむと読む。そして実は女性漫画家さん。

代表作ハガレンは2004年の小学館漫画賞少年部門を受賞と少年少女たちのバイブルに。

                                    

６位　尾田栄一郎

徳弘正也、和月伸宏などのアシスタントを経て1997年ワンピースの連載を始める。

時代はドラゴンボールからワンピースへと冒険漫画の代名詞は変わりつつあります。

７位 　車田正美

聖闘士星矢、リングにかけろなど格闘を扱った漫画が多く熱烈な信者も多い。

世間では彼の信者のことをマサミストと呼ばれるそうな。

８位　吉田戦車

四コマ漫画の起承転結というイメージを崩した 「１コマ目に不条理な設定をもってくる」という新しいスタイルを確立させ、不条理ギャグ漫画家とも呼ばれる。

９位　冨樫義博　

ネームをそのまま誌面で掲載したり、 アニメが漫画に追いつき中途半端にアニメ終了など、批判的な読者も多いが、レベルＥで見せた天才的な感性など、やはり熱烈な信者も多い。

１０位　村枝賢一

吉田聡のアシスタントを経て、1987年「アーム・ア・チャンピオン」でデビューする。

代表的な作品に俺たちのフィールド、REDなどその熱血ぶりに魅せられたファンも多い。

番外編

ア行

愛田クレア、青池保子、秋本治、天野こずえ、安達哲、石井まゆみ、岩明均、うえやまとち、うすた京介、浦沢直樹、漆原友紀、OKAMA、小畑健

カ行

狩撫麻礼、熊倉裕一、許斐剛

サ行

曽田正人

タ行

高野文子、谷口ジロー、田村由美、つだみきよ、道満晴明

ナ行

西炯子

ハ行

ハロルド作石、日高万里、古谷実

マ行

松山花子、漫画太郎、三原順、宮下あきら、本宮ひろ志、森田まさのり

ヤ行

山岸涼子、吉川うたた、吉野朔実

クシー君の発明/鴨沢裕仁

  流れ星はパンタグラフの火花。宇宙は四角いガラス箱。鉱石受信機、炭酸水、七色プリズム…登場するモチーフのひとつひとつが何故か懐かしく、すてきな響きを持っています。
スマートで硬質な空想科学の世界。どこか宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を彷彿とさせるような、そんな短編集です。
小坂

ラブ★コン/中原アヤ

背の高いが為恋に奥手な女の子「小泉」。
背が低く回りの女の子に可愛がられるものの、実は男らしく見られたい「大谷」。二人の関係は傍から見れば仲の良すぎる恋人同士。

夏休み、プール、夏祭りと、そばに居るのはいつも大谷。
落ち込んだ時、楽しい時と。

サバサバしてても女の子な「小泉」が、子供っぽいけど筋の通った「大谷」に恋をするのは時間の問題か？？

何やろこの感じ？
あぁ…これがうわさの『キュン死に』ってことかぁ。

山口

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STEEL BALL RUN/荒木飛呂彦

5千万ドル(60億円)という懸賞金を賭けて開催される、史上最大のアメリカ大陸横断レース「スティールボールラン」。

馬でも、自動車でも、もちろん自分の足でも何でもOK、とにかく駆け抜けて一番初めにゴールしろ！という、映画「バニシングポイント」を彷彿とさせるような明瞭簡潔かつ、疾走したテーマが今回のジョジョ。

そのレースの中で次第に明らかになる「スタンド」の存在や、それに関わる人々の思惑…。

「マニアック」と「メジャー」を第一線で見事に両立させる漫画家、荒木飛呂彦の最新作はとにかくオススメ！
永井

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男おいどん/松本零士

偉大なる四畳半に居する男、大山昇太の信念は「今日の為に明日は寝て、
明日の為に今日も寝る。」どんなに人から馬鹿にされ、
陰口を叩かれても、今に見ちょれ！と不屈の精神で挫けず、
毎日を明るく過ごす彼の姿は、まさに「勇気凛々ドドメ色」！

また、彼の住む下宿には、入れ替わり立ち代りで美人ヒロインがやって来るという設定で、（もちろん全員、松本先生定番の○ーテル顔！）

今で言うハーレムモノのさきがけにあたる漫画かも？
その美人ヒロイン達に、ことごとくフラレまくる大山昇太が、時折口にする「おいどん、あんたのこと好いちょったんよ～！」という台詞に、思わずホロリとさせられました。永井

　

ＲＩＮ/新井英樹

様々な事情により、未完という形で終わりを迎えた新井英樹氏のボクシング漫画「ＳＵＧＡＲ」。

その待望の続編が「ＲＩＮ」とタイトルを変え、いよいよ始動！
第二部では主人公石川凛が、第一話目から世界チャンピオンのタイトルを奪取！というおよそのスポーツ漫画の常識では考えられない始まり方で、相変わらず読者の期待を裏切りまくってくれます。

突き出た才能を持つ者だけが見ることの出来る世界―。
非常に興味深いテーマだけにこの後の展開が楽しみです！
永井

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アバラ/弐瓶勉

「弐瓶勉が描くハードSF、47,335,389秒ぶりの新刊！」
これは本書、「アバラ」の帯文句ですが、弐瓶ワールドを実にうまくとらえていてグッド！


とにかく2、3ページのうちに平気で100年経つ、くらいは当たり前、少しでも気を抜いて読んでいると、あっという間に置いてけぼりをくうようなスピード感は今作でも健在！

むしろ加速の一途をたどっている感すらも…
かくいう僕も、今回読後の第一声が「わ、訳わからん…」と、見事に置いていかれた一人ですが、その「訳わからん」すさまじいパワーが同時に快感となっていることも確か。
でも内容をちゃんと理解して楽しむには、あと最低3回は読まなイカンのだろうなあ～
永井

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