ザ・対決の企画第一弾はセドリ対決。
僕とぐっさんで神戸の古本屋さん、中古CD・レコード屋さんを回り、埋もれている名品をGET。
その購入品をアーカムブックスのプレゼント商品として応募を募り、希望者の多かったほうが勝ち。という仕組み。
はい、細かいルールは置いといて今回のセドリ模様をブログでUPしましたのでごらんあれ!
三宮うろうろショップめぐりも久しぶりです。
まずはラボでお店検索。
このときからぐっさんとはさぐり合いモードに
「XXXは行く予定やろ。」
「いやあ、それは言えませんねえ・・。」
負けたら罰ゲームもあることですし勝負ですから・・。
で、目的地をある程度印刷していざ出陣!
ラボのある神戸駅からとりあえず三宮へ。
スタートはブックオフ。ここから約3時間。
ばらばらになってセドリスタートです。
ぐっさんは即ブックオフを後にしてしまいましたがとりあえず僕は店内を回覧。
テーマを決めて買うかその店その店の一番を探し出すか。
ブックオフで気になったのが、ガンズの1st「APETITE FOR DISTRUCTIN」400円と青木雄二のコンビニ本短編集。
GUN'Sは値ごろ感、青木雄二の短編集は若干珍しかったんですがどちらも保留に。
最後に戻ってきて買えるし。
ブックオフからセンタープラザに流れて、イエローサブマリン(ここは撮影NGのお店でした。)まんらくなんかを物色。
まんらくでは、結構長い時間、物色しましたが、値段、レア度ともにもひとつ。
メジャーなお店だけに値段がほぼ、相場からぶれてないんだよな。
うーん、なかなかセドリって難しい。
時間もあっとゆうまに1時間経過。少し小走りで次の目的地へ。
トアWESTのレコード屋を目指してうろうろしてると「トンカ書店」という聞いたことのないお店を発見。
マニアっぽい匂いを感じ、期待を寄せつつ入店。
ジャンルはサブカル系のオールジャンル古本屋。
小さいお店ながらも、センスが光る品揃え。
店内に喫茶スペースを設けたりと、なかなか心憎い演出スペースもありセドリ対決というのを忘れてひさしぶりに本屋さんを楽しんでしまいました。
お店のスタッフは女性が一人。
聞くと1年ほどまえに開店したてで
その女性の方が店主で切り盛りされているそうでした。お名前もトンカさんと言うようです。
商品についてあーだこーだ話してるうちに、
「実はアーカムという古本屋してて、今日はブログの企画でセドリに来たんです。」
と切り出してみた。人によってはあんまりいい気はしなかもしれないですけど、
話の流れで、ついつい言ってみたくなってしまいました。
するとすごく好意的だったし、何よりアーカムのことを知っててくれたのです!
「アーカム、先に寄ってからうち(トンカ書店)に来るお客さんもいらしゃいますよ~」
とのこと。こういうお店の人に知ってもらってるってうれしい。
しかもその人は結構深くまでアーカムの事を知っててくれて、マツオ作のWEBマンガを読んでくれてたり、新刊と古本とごっちゃにおいてるとこを評価しててくれてたり、極めつめは山の街のハタナカ書店(本店)まで足を運んでくれてたことだ。
「なぜ山の街へ・・?」と聞くと
「本屋めぐりがすきなんです~」とのこと。
本店をその本屋めぐりの1ルートにいれてもらってたことに感謝です。
で、そうこう盛り上がっていろいろ商品を薦めていただいて購入したのが、アクションデラックスの'79特別増刊号1/27です。
この雑誌には大友克洋の「ファイアー・ボール」が掲載された号でした。AKIRAの元ネタ的要素を含んだ作品で、ここからスターダムを駆け上がって行った作品です。現在も「彼女の想いで」という短編集に収録されてて普通に読めることは読めるのですが、現在収録されているものは加筆されておりこの雑誌掲載のオリジナルとは若干ことなる仕様になってます。
今みても近未来SFものとして遜色ない作品ですが、当時の時代感を感じつつ読み返すと、
「この時代の人 たちには大友克洋はとんでもなくショッキングだったんだろうなあ。と感じます。」
だって裏表紙の広告がこの程度の時代ですがら・・・(笑)
ほか作家陣としてはバロン吉元、上村一夫などの読みきりもあります。
今回のセドリ商品はこれで決定で す。あ、あと雑誌発行当時のロボット本をお付けしてプレゼントです。
お金も尽きてここでセドリ終了~。