この前、タケシに教えてもらった本。すっごい面白いです。リクルートで14ものメディアの立ち上げにかかわった「くらたまなぶ」という人の本なんですがめちゃめちゃ勉強になってます。
ざっくり言えばマーケティングの本なのですが、雑誌の創刊に多くかかわってきた実体験から「ものを生み出す時」の考え方や方法論を詳しく解説してくれてます。
本の巻頭にすでに電撃が走りました。ものすごい真理を書いてくれてます。
サービス、製品を生み出すときのアイデアは社内の会議室からは出てこない。
ちゃんと生活しながら、喜ぶ。驚く。怒る。不思議がる。そういうサービスの受け手としてプロになることで送り手のプロにもなれる。
たしかにその通りです。日々のルーティーンワークに忙殺されて、それまでの知識と経験だけでサービスを考えてしまう。仕事ばっかりじゃ絶対だめなんだなあと。
商品を企画するときに商品のことから考えてはダメ。
商品は一番最後に考える。相手のこと、相手の気持ちが真っ先にこないと。
これも真理。独り善がりの自分だけのひらめきとセンスで考えてはダメ。その為にはサービスの受け手候補に聞いて聞いて聞きまくらなければ真実は見えてこないのだと。
アーカムでもこれからコミュニティを立ち上げようとしてる真っ最中。この本に出会えたことは大きい。タケシありがとう。
まずはこの本どおり実践してみようと思うよ。
いい本なので読み終わったら五味やぐっさん、小野にもまわしてあげようっと。
これってすべての仕事の基本となる考え方ですね。
もちろん開発の仕事でも同じことは言えると思います。「相手のことを考える」っていうのは簡単そうで一番難しいところなんですよね。
参考になるかどうかはわかりませんが、
「なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学」
っていう本もオススメです。
投稿情報: いのっち | 2007年2 月28日 (水) 06:32
>相手のことを考える
やさしい気持ちになれないと無理だね。これって。
投稿情報: はたなか | 2007年2 月28日 (水) 10:52
心に余裕がないと、人には優しくなれない。
だから普段から心に余裕を持った生活を送らないといけないね。
心掛けているけど、なかなか難しいもんです。。。
投稿情報: いのっち | 2007年2 月28日 (水) 19:37