(毅とハックルベリーの前で)
今日ラボで仕事してて気付いたことがあるんですが、ちょっとしゃべっていいですか?
あのですね、
会う人でたまに
「どうやって仕事されてるんですか?」
みたいな事を聞かれるんですよね。それで最近はいつも
「実務はまったくしてません。考えて指令を出してるだけです。」
って答えてるんですが、この実務をまったくしないスタイルになってから仕事のスピードがたぶん軽く3倍ぐらいになってるんですね。
いや、ほんとの話。
とにかく僕はめんどくさがり屋で、考えることは好きだけど、実行に移すのがすごくおっくうで、いっつもタスクが溜まってました。
実際こーやって日記を書いてるのも実はめんどくさいw
毎日5本とか書いてる人って尊敬します。。
そのものぐささをなんとか克服しようとしたのですが、ダメで。。
で、なんとかひねり出したのがこの実務を放棄するという発想。
もちろん、作業遂行までのマニュアルは作ります。
その時点で、仕事を部下に振っていき、マイルストーンごとにチェックしていきます。まあ、毎日会ってるスタッフは毎日会議ですがw
これを3ヶ月続けて現在では財務面やシステム面ではまだ自分で作業しなくてはいけない個所も何点かありますが、それ以外はほぼ、僕の手を離れました。
すなわち僕がいなくても完全に会社が回っていくスタイルを構築したわけです。
もちろん、スタッフの仕事量も増えてしまい、人員増員しなければならず、コスト増につながりますが、自分自身の作業コストを考えると、はるかに生産的なことに気付いたのです。
ちなみに僕の作業コストは今、時給5000円で考えてます。高いか安いかはおいといてくださいw
つまり、5000円以下の時給の人が僕の作業の一部を処理できれば、それは、作業を振った時点でコストダウンにつながったという事です。(はず。)
あとは今のスタイルで収益面で結果が出せれば、さらにこの方程式を突き進めてみようと思っとります。
で、冒頭の今日気付いたことってのに戻りますが、このスタイルを実行するのにどうしても必要な条件というか能力が必要だと気付いたんです。
それは、
部下に仕事を任せる際には相手に作業内容を伝え、期限を伝え、結果の期待値(成功と思われる数値)を伝えますよね。
さらにそれだけでなく、アーカムのヴィジョンのこの部分に作用し、実行者のスキルアップに成る部分を伝え、さらには社会に与える影響まで伝える事が出来るかどうかなんだと思うんですよ。
それを完璧にこなせれば、実務を放棄できるんじゃないかと。
いわゆるコーチングって技術ですかね。
昔読んだ「すごい会議」っていう本で知った言葉だったのですがまさにこれだと思います。
コーチングについてWikipediaより抜粋。
コーチングを一言で言うと「人を育てるための一つの方法」である。 育てるということについてはさまざまな解釈が可能。 スポーツであれば技能が向上する、プログラミングであればそのスキルが向上する、ビジネスであれば営業や専門職などである。また、精神面での成長も「育つ」というように考えることができる。 学習により人間は成長し育つが、学習しても身につかないことは多くの人が体験していることだろう。 コーチングでは、モチベーションを重視し、人が自ら学習し育つような環境を作り出し、個人をのばし、自ら問題を解決していけるようになることを目的としている。 スポーツ界での活用が注目されている。
ここです。
モチベーションを重視し、人が自ら学習し育つような環境を作り出し、個人をのばし、自ら問題を解決していけるようになることを目的としている。
もう一回!
ここです。
モチベーションを重視し、人が自ら学習し育つような環境を作り出し、個人をのばし、自ら問題を解決していけるようになることを目的としている。
ここを作業を指示する際に常に伝えれるかが重要なんです。
さらに経営者として付け加えさせていただくとすれば、文中の「個人をのばし」の部分に当てはまりますが、
自分達の未来の希望する生き方や収入(ここ大事!)を具体的にイメージさせてあげることだと思います。
やはり僕は思うのですが、仕事とは自己実現のためにしているといっても過言ではありません。
「自分の理想を追い求めて生きていくことは素晴らしい」という事を伝えてあげることができ、かつ、それを仕事に持ち込める環境を実際に作れる会社なんだよーって言うのを伝えきれれば完璧だと思います。
僕は、よく社員に「お前、10年たったら、何してる?どうなっていたい?」って聞きます。
20代の若いスタッフが多いので、10年後なんて想像もつかないらしいですw
でも、無理やりにでもその理想を聞くと意外と持ってるんですよ、「俺、こうあるべき論」みたいなんもんがw
それを引き出してあげて会社のビジョンと共通点を見つけさせてあげることができれば、会社にとっても、スタッフにとってもハッピーになることは間違いありませんよね!
ワクワクする会社にはやっぱりワクワクする社員が集まってくるもんだなあとしみじみ思います。
また、会社での様子はレポートしてみたいと思います。
強い組織作りはまずは楽しい!からなのかもしれませんね。
PS 僕の知りうるコーチング技術教えてほしいかたはメールでもコメントでも結構ですのでレスをいただければ、一杯おごってもらうぐらいで教えますよw
矢野です。
osmcではお世話になっております。
10月6日のブログで中島さんの文字に目が留まって
こちらの行き着きました。
まだまだ発展途上ですが
私の目指すスタイルでもあります。
> 部下に仕事を任せる際には相手に作業内容を伝え、期限を伝え、結果の期> 待値(成功と思われる数値)を伝えますよね。
権限委譲と良いながら、ついつい上記のことを忘れてしまうので
大変に助かりました。
また、再会できることを楽しみにしております。
投稿情報: 野球用品専門店のスワロースポーツ | 2008年10 月 6日 (月) 08:22
こんにちは。お久しぶりです。
すごい。。 自分が全然出来ていない点なので、大変勉強になりました。
そっか。生きる考え方の違いで、
社員さんであったり、雇用する側にいたりするんだから、
それぞれの立場の ハッピーでいる姿が、
一つの会社の上で、 どちらも 実現できればいいのか。。
と まずはすっきりしました。
仕事なんだから、会社の方針を示せば。。
という姿勢だったから、ダメダメでしたね。
もう一度、社員さんたちの 人生って言うと大げさだけど
、一人ひとりを 見てみよることにします。
長文失礼しました。
ありがとうございましたー^^
非常に 助かりました。
投稿情報: リゾッチ@ocmc | 2008年10 月 6日 (月) 11:06