財団の西崎さんのすすめで、参加してきました!
神戸大学協賛のこのワークショップ。
以前ブログでも紹介しました京セラのアメーバ経営。
トヨタのカイゼンと根底の思想はまったく同じなので、西崎さんから紹介しただいて即答で参加表明。1万円のセミナーなんて久しぶりですw
そのグループ企業であるKCMCという経営コンサルティング会社の幹部の方がいらっしゃってアメーバの導入の成功事例でなく、改革を阻害する要因などを克明にお話していただきました。(といっても僕だけに向けてでなく大学の教室一杯の聴講者に向けてですがw)
今、うちで取り組みつつあり、問題が浮き彫りになってきてますが、まさにそれと同じ阻害要因が発生して、組織カイゼンに失敗した会社の実例を挙げてレクチャーしていただきました。
失敗の原因として多い事例が
・経営者の推進力不足
・社員の反対、混乱
らしいです。まさに自分の会社を言い当てられているようでしたが、この問題は起こるべくして起こるらしいです。それを乗り越えていくにはやはり社長の「断固たる決断」が必要になるとのことです。
また推進力不足のひとつとして、「貧弱な経営管理指標」というのもあげており、生半可な改革では絶対に失敗するようです。
そのためには徹底してこのアメーバの思想、方法論に大きな投資をする勇気を持って挑めるかという事だそうです。(ま、この辺はコンサルティング会社の人間の殺し文句でしょうがw)
無論、改革には人件費が膨大にかかり、その改革をなしえる前に周囲の反対に合い頓挫するというケースが散見されるようです。
「アメーバをなんとしても導入し、経営のコアエンジンにして行く。」
これは合議制でなく経営者のトップダウンで決定していくべきだとのこと。それだけは絶対に譲るなちゅうことらしいです。(そうだと思います。)
やっぱり「断固たる決断」です。
ちなみに、こういったアメーバコンサルティングを標榜してる会社さんとのお付き合いをする場合、月数百万かかるそうです。。
経営スピードをさらに上げるならば、さっさとノウハウを持ってる方に聞くのが一番早いです。ケーススタディを発表していただいた某機械メーカの社長はこのアメーバ導入予算を役員会にかけずに強引に決済したそうですw
オーナー企業のいいとこですが、こういうワンマン体制の排除(全員野球、全員が経営者という思想に基づく)もアメーバの思想のひとつです。
家業から企業へのメタモルフォーゼは一族支配からの脱却という側面もあり、アメーバを導入するのはオーナーにとってはやっぱり「断固たる決断」に基づくものだと思いますw
単にお金儲けがしたいのならこの公明正大な仕組みは逆に経営者にとって目の上のたんこぶにしかならないでしょう。またアメーバを推し進めていった先で逆に煮え切らない経営者が成長阻害の要因にもなりかねんということですね。
うーん、これはほんまにごっつい取り組みです。。
さて決断できるか。。ちょっと頭の線が2~3本切れてないと実行できない気がしてきましたw
。。。。
ああ、ディオになりたい。。。
(意味不明)
ま、会社ごときの仕組みを変えれんようでは、世の中の仕組みなんてさらさら変えれるもんではないと思います。前に進むしかありません。また次回レポします。
確かにDIOは切れてますね〜。
投稿情報: 秋國@ワイズエッグ | 2008年12 月15日 (月) 19:23
DIOかぁ~。
「俺は人間を辞めるぞ!!」って石仮面つけてたもんなぁ~。
投稿情報: で~ちゃんです。 | 2008年12 月16日 (火) 01:56