から帰ってきて2日目。
某社の社長と会談したり、漫画家の佐藤秀峰さんと飲みに行ったり、不動産関連の大物と会ってみたりと、色んな人と会ってきました。そして、アーカムのお話をしてきました。
音楽業界が10年かけてたどってきた軌跡が、出版の業界では今年一気に押し寄せてること、例えば、非再販本がでたり、Googleが電子書籍に本腰だったり、うちのような古本屋と新刊書店が融合していくことだったり。
自分が未来はそうなるんだろうなあと思っていることはみなさん重々承知でして。
自分が気づてる事は皆も気づいてたわけです。
しかし、変えられないジレンマ。
そんな雰囲気を感じました。。
将来はたぶんこうなるんだろうなあ、、ってのは分かります。でも。。変えられない。
そんな一人のうちなんだなあって気づいた旅でもあったわけです。
前のエントリもセンチですが、今回ももっとセンチなことを言ってしまってるんですが、それでも、業界の末端で業界を良くしたいと思う気持ちは強くなる一方です。
漫画家の佐藤さんがいってた言葉が印象に残りました。
「漫画喫茶でも、古本屋でも読者に届く、読まれるということは、やっぱり作家としては認めないといけないのかもしれないなあ。」
こんなお話をしていただきました。
自己犠牲というか、そういう思いがないと変えられないのかもしれない。そんな重い言葉が印象に残りました、僕には。
かといって企業として、従業員がいて、家族がいる。そんな側面も、もちろん社長として強く責任を持って行動しなければいけないとも思いました。
どうすんだ?俺。
うーん、纏まらないエントリですが、纏まるわけがない問題なのかもしれません。
もっと色んな人の意見を聞きたいですね。
おしまい。
テレビとか、フリーペーパーのごとく、無料になっていくんすかねぇ。お金はスポンサーからとって。
少し前に、フリーの漫画雑誌が出てすぐに滅びましたが、あれはつまんなかったのでしょうがない。
漫画が面白いってところはこのさきもまだ変わらないでしょうから、ネットの発達に伴って媒体があいまいになってく感じなんでしょうか。
投稿情報: Timeserver | 2009年7 月22日 (水) 23:09
すべては無料に向かって走ってる気がします。コンテンツにかかわる人々にとっては脅威でしょうね。でも変えられない。。
寄付や募金で成り立つとは思いませんが、人々の善意が少しでも役にたてばいいのではないかとも思ってます。
投稿情報: はたぼん | 2009年7 月24日 (金) 22:33