10台目のバーコードリーダーが日本システム開発さんからこの前倉庫に届きました。
今回は値段据え置きで端末に名入りしてくれるサービスがあったのでそれを使ってアーカムのロゴをいれてみました。
うん、きれいにプリントしてくれてます。オリジナルスキャナーっぽいのでかなり満足です。
ここの会社のスキャナーは低価格で使いやすいので重宝してます。ISBNが読める機種ですとPS-800がオススメです。なんと15,800円!
このバーコードリーダーを使って本の商品管理にISBN(International Stabderd Book Number)を使ってます。
これ↓
新刊屋さんもちょっとシステム化した古本屋さんも、このコードをキーにDBにアクセスして商品管理の仕組みを考えてると思います。
AmazonのASINも本はISBNですね。
このISBNコードの最大の特徴(古本屋の見地からいえば)は以下のようになります。
1. 商業誌においてはすべての本にISBNを付与するのを義務化している。
2. 使いまわしすることなく一意のコードがつけられている。(ごく一部例外あり)
3. 本の裏表紙に必ず印刷されている。
特に3は中古ビジネスにもってこいの特徴です。
というのも普通、商品管理コードというものは商品のパッケージや包装物に印刷されていることが多く「商品そのもの」に管理コードがくっついてるものは本ぐらいです。
この「商品そのものに」というのがミソで商品買取した際にもデータ管理が容易になるわけです。
皆さん、商品の包装物ってほとんどの場合、捨ててしまいますよね?
つまり中古業者が商品を買い取りした時点で、再度、管理コードを独自に付与してあげないといけないのです。
本の場合はその手間が必要ないのです。
何度もいいますが、商品自体に管理コードがついてるのって本ぐらいじゃないかなと。
僕が起業当時、ネット(というかデータベース)と古本販売の仕組みの相性のよさに気づいた点です。
小さいな発見ですが、これは起業する勇気を与えてくれたコロンブスのたまごでした。
今もその恩恵で仕事できてます。出版業界に感謝!
余談ですが、音楽CDはいわゆる「帯」にバーコードがついてるので、もし帯のないCDを買取した際は、管理コードを独自に付与しなければなりません。ちょっと手間です。
あれは誰が考えたんだろう。中古屋さん対策なのかなあ。
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