懇親会は2次会まで盛り上がって12時ぐらいにホテルに帰宅。
次の日は安芸市にある、重要文化財 「畠中の野良時計」に行ってきました。
現地に設置されている説明板によれば、土居村(当時)の大地主の息子として生まれた畠中源馬氏は、明治20年(1887年)、アメリカ産の八角中の掛け時
計を見て時計の仕組みに興味を持ちます。そして、源馬氏は、自ら時計を分解して研究し、時計の仕組みを独学で学び、そして自作の大時計を作る事を決意。彼
は幾度つなく改良を試み、分銅から歯車までのすべての部品を、たった一人で作り上げたと言われます。
つまりこの野良時計は、源馬氏の努力の賜物という事になります。
「うちの本家はここなんじゃぞ!」って死んだじいさんが言ってて、嫁さんとも、いつかは訪ねてみたいねぇって言ってたんですよね。
中々機会がなくて、放置してたんですが、今回高知に行くって事なんで、ちょっと頑張って一人で行ってきました。
基本、寂しがりやなので、こういう一人旅って普段は避けたいところなんですが、今回はすごく楽しかったです。
JR高知駅からローカル電車に揺られて1時間ちょっと、安芸駅から無料チャリンコを借りてさらに20分ほど長渕剛を鼻歌まじりにゆるゆる散策。
のんびりのんびり。
時間が止まってますけど、よーく見ると人々は生活を営んでる。。
途中で、農家の人に道教えてもらったけどいい人でした。なんもくれへんかったけどw
仕事の合間にこういう風景見ていたいです。
途中若干迷いましたが無事到着。今日は最終の飛行機を予約してたので、余裕もありましたし。
おおおおおお、わがルーツよ!と物思いにふけりながらパシャパシャ。
気付くと、母屋の隣でいい感じの喫茶店がありまして。
そこを経営されてらしゃるのが分家の方たっだんで、勇気を出して
「うちの死んだじいさんからここの出身だということを生前話を聞いておりまして、神戸から一人で来ました。」
と、お話してみると
すごく喜んでくださって。じいさんの話もドコまで本当なのか知る由もないのですが、もうそんなことは全然関係なくて、いろいろ畠中家の歴史を教えていただきました。
すごくいい人たちでした。お土産も頂きましたし、なんと家系図までコピーして頂いて!
一人でチャリンコのって安芸の町をぶらぶらして、なんか気持ちよかったです。
自分のルーツかどうか本当の所は分からないってさっきも言いましたが
、あんな風に接待してくれるともうそんなんどうでもいい感じにな
りました。いい人たちでした、ほんまいい一人旅ができました。