事業計画の見直しをやってて、市場の規模を調べてます。
熟知している新刊コミックの最新の売上規模の数字。
当然、新刊のコミックのみの数字でマンガ喫茶、中古コミックの数字はオンされてせん。
この数字を見直して気づいた点なのですが、ここ数年、さまざまな(前述のマンガ喫茶、オンライン古書店成長などの)マイナス要因が増えてきているにもかかわらず、新刊コミック単行本単体だけでも数字を維持していることです。
マンガの読み方に変化はあるものの、裾野は広がっているんだと思います。文化としての根っこが若者から大人まで幅広く根付いてきた証拠です。
アーカムの事業ドメインであるマンガ市場はまだまだ成長過程にあるのです。
そこで、IKKIの編集長 江上英樹の言葉を借りると、
「コミックは、未だ黎明期である」
ということです。
世界市場に目を向けるとさらにその黎明っぷりは如実に表れてます。
欧米諸国でコスプレイベントが開催され、盛り上がりを見せる昨今、ようやく米国の(雑誌、フィギュアなども含む)マンガ市場規模が300億円を超えた程度です。
言語を超えたマンガの魅力。
当然その可能性をアーカムも信じて事業を拡大していきます。
と今回はちょっとまじめなことを書いてみましたw